2024.04.09ブログ
『BCAA』について
前回は『たんぱく質摂取の必要性』についてご紹介しましたが、
今回は『BCAA』についてご紹介していきたいと思います。
人の体を構成する約10万種類ものたんぱく質は、わずか20種類のアミノ酸の組み合わせによってつくられています。このうち、「BCAA」と呼ばれるアミノ酸が、筋肉の増強に大きく関わっています。BCAAの特徴は、ほかのアミノ酸と比べて、筋肉の合成を促す働きが高いことに加え、筋肉の分解を抑える作用もあることです。なかでも重要な役割を担っているのがロイシンです。ロイシンには、筋肉細胞内の遺伝子に筋肉を合成するよう指令を伝える物質「エムトール」を活性化させる働きがあります。運動時にロイシンを含むたんぱく質を摂ると、エムトールが活性化され、より多くの筋肉が合成されることになります。調査によると、ロイシンの摂取量が少ない高齢者は、筋肉の量も減少傾向にあることがわかっています。ロイシンを豊富に含む食材としては、牛肉や卵、白身魚などが挙げられます。また、集中的に筋肉をつけたい場合は「ホエイプロテイン」「ミルクプロテイン」「カゼインプロテイン」といったロイシンを効率よく摂取できるプロテインを活用することも手段のひとつ。筋肉のためにはこうしたアミノ酸の質に着目することも大切です。
筋トレに取り組む人が毎日の食事から十分なたんぱく質を摂ろうとするならば、肉や魚などの動物性たんぱく質を重点的に摂る必要があります。しかし、肉や魚は調理が必要なうえ、脂質も多く含まれるため、摂り過ぎによる肥満や健康への悪影響が心配されることも。そこで、たんぱく質を効率的に摂取できる「プロテイン」が、多くの筋トレ愛好家たちから支持を受けているのです。プロテインとは、生乳や大豆などの食品からたんぱく質を抽出しパウダー状に加工したもの。低脂肪のため余分なカロリーを摂取することなく、水や牛乳に溶かすだけで手軽にたんぱく質を摂れるとあって重宝されています。しかし、プロテインは必ずしも積極的に摂らなければいけないものではありません。3食食べてたんぱく質が補える人はもちろん必要ありませんし、特に食事から摂るべきたんぱく質をすべてプロテインに置き換えることはおすすめできません。プロテインに偏ったたんぱく質摂取では、糖質や脂質、ビタミン、食物繊維など、ほかの栄養素が不足してしまうおそれがあるためです。たんぱく質は動物性と植物性をバランスよく、幅広い食品から摂ることが推奨されます。プロテインはたんぱく質が不足しがちな朝食や昼食、または運動後すぐに食事が摂れない場合など、補助的に取り入れるのが賢い選択です。
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よしい整骨院
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